バイナリーオプションで取引をしている人の中には「口座を凍結されたから別口座を作りたい」や「今取引しているものとは別の口座を持ちたい」などと考えている人も少なくないはず。
考えられる理由としては、口座を複数持つことで色々な手法を試すことができたり、データの整理が楽になったりするからです。
実際に海外FXブローカーなどではアカウントを何個も作れるケースが多いのですが、バイナリーオプションではどんな仕組みになっているのかを知らない人は意外と多いのも事実です。
この記事では、「バイナリーオプションで複数口座を作ることができるのか」、「複数の口座を作りたい人はどうしたらいいのか」を解説していきます。通常の口座開設方法を知りたい方のために下に参考サイトを貼っておきます。
バイナリーオプションの口座は複数所持できない
結論ですが、バイナリーオプションでは1つの名義で口座を複数所持することはできません。
どんな理由があろうとも、一人が複数の口座を持つことは許されていません。
ただ、複数口座を持っている人はいるのは事実です。バイナリーオプションで複数アカウントを所持することは禁止されていますが、複数アカウントを作成するための抜け道が存在しているのです。
限りなく黒に近いグレーな方法でもあるのでおすすめはしませんが、どうしても複数口座を作成したい人は最後まで読み進めてください。リスクを背負わずに複数の口座で取引をしたい方にもおすすめの方法があるのでそちらも紹介します。
それでは、「なぜバイナリーオプションでは複数口座を所持できないのか」理由を解説していきましょう。
複数口座を所持できない理由
理由としては下記の通り。
- 口座契約条件に明記されている
- 複数口座を開設すると完全凍結します
それぞれを解説していきます。
口座契約条件に明記されています。
バイナリーオプションの代表的な業者も禁止行為として発表しています。
バイナリーオプションといえばハイローオーストラリアですが、その代表的な業者でも「個人での複数アカウントの作成を禁止行為」としています。
以下、ハイローオーストラリア公式の規約文です。
3.1.HLMIは、お客様に提供するオプションに関して一つの口座のみを開設できます、お客様が第2の口座を開くことは厳禁されています。私たちは、絶対的な裁量権により、理由なくお客様の口座開設を拒否できる権利を留保しています。(引用元:ハイローオーストラリア口座契約条件P10より)
上記のように、「複数口座を作ることは禁止」とルールで決まっています。
詳しい契約条件はこちらから見ることができます。
複数口座を開設すると完全凍結します
興味本意で複数の口座を開設してしまうと、所持していた全ての口座を完全凍結される可能性もある。
規約違反をしたので、バイナリーオプション業者から完全追放されると言うことです。もちろんルールを破った側の責任なので文句は言えたもんではありません。
ちなみに、2つ口座を作った場合は、最初から所持していた口座も含む、2個目以降も全て完全凍結されます。
「ブラックリストがある」なんてこともSNS上では噂されています。
ブラックリストが真実かどうかはわかりませんが、それぐらいは用意されていると考えておくべきです。口座が完全凍結されれば、もう2度と同じバイナリーオプション業者で口座を所持できなくなるかもしれません。
複数口座を所持したい人はどうするべき?
バイナリーオプション業者で複数口座を所持することは不可能です。が、いくつかの提案と抜け道をこっそりご紹介します。
- 他業者で口座開設する
- 限りなく黒に近いグレーな抜け道
- しっかりリスクも理解しておこう
安全策を1つと限りなく黒に近いグレーな策を1つずつ解説します。
他業者で口座開設する
1つの業者で複数口座を作る考えを切り捨てるのも選択肢。
まずは、安全策の1つとして他のバイナリーオプション業者で口座を作成することも考えてみてはどうでしょうか。
慣れたバイナリーオプション業者とは勝手が違うかもしれませんが、個人的には他のバイナリーオプション業者のアカウントを作成するのも1つの方法として推奨します。
個人的にバイナリーオプション業者で使える業者は以下の3つですね。
- メインは総合的に一番いいハイローオーストラリア
- 代用としてターボ取引メインならザ・オプション
- 代用としてハイロー取引メインならファイブスターズマーケッツ
ザ・オプションやファイブスターズマーケッツはどちらとも総合力ではハイローオーストラリアより下ですけど、部分的には優秀なので、適所で使い分けてみると高い勝率も望めるんじゃないでしょうか。
完全にグレーだが複数口座を作る方法はある(自己責任でお願いします)
限りなく黒に近いグレーな方法なのですが、意外とやっている人も多い方法がコレ。
個人的に推奨はできません。が、意外と別口座を作成する人も少なくないんですよね。実際にこの方法がネット上に出回っているのがその証拠。
絶対にバイナリーオプションをやらない家族や友人、会社の同僚に名義を借りることが多いようですが、後々税金などが絡んでくるので、きちんと話しておかないとトラブルの引き金になりますから注意してください。
ちなみに名義貸しも完全凍結の一つなので、やる人は完全自己責任でお願いしますね…。
複数口座の作り方
おすすめできない方法ですが、次のものが準備できれば、もしかすると複数の口座を作ることができるかもしれません。
以下の全ては、現在バイナリーオプションで利用しているものと違うものを準備してください
- IPアドレス
- パソコン端末やスマホ、タブレット
- メールアドレス
- 本人確認資料
- 銀行口座
- クレジットカード
口座条件の中に、同一IPアドレスとデバイスからの利用を禁止されているので、ここは調査が入ると考えるのが賢い。ですから、必ず現在使っているものと別のI Pアドレスと使ったことのないパソコンなどの端末を用意してください。
ポイントとしては、「前回提出したものと全て違うものを準備する」と捉えておけばOKです。
これで、審査が通る可能性があります。
ただ、利益を出すと詳しい調査を受ける可能性もあるので、かなり慎重にやらないと危険です。利益を出した後で完全凍結される場合もザラなので、リスクもしっかり考えて行動してくださいね。
アドバイスとしては、なるべくこの方法は使わない方がいいと言うことが一点。もう一つは大きく稼げば稼ぐほど目立つので凍結される可能性が高くなると言うこと。
何度も言うようですが、完全凍結を受けた場合戻ってくることは不可能です。
そもそも口座貸しは法律上で禁止されています
前述で軽く触れましたが、バイナリーオプションで口座貸しを行って口座を複数開設している人もいます。
結論から言うと、この行為は禁止されています。もっと言えば、口座貸しと言うのは違法な方法なのです。
こちらの法律を詳しく知りたい方は下記リンクを参考にどうぞ。
借名取引は脱税やマネーロータリングなどの犯罪の引き金になる可能性があるので、犯罪を助長する方法だと警戒され、法律で取り締まっているのです。
うっかり間違えて、同じIPアドレスを送ってしまったり同じ端末やメールアドレスで申請してしまった場合にバレることもあります。
もちろん、家族や友人名義も借名取引に該当するので、巻き込んで迷惑をかけることも十分に考えられます。自分の名義以外で口座開設をする場合は、違法な行為をしていると言うことを知っておいてください。軽く考えていると痛い目を見ることが大半です。
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