バイナリーオプションってなんだかんだ運ゲーですよね。
本気で利益を得たいと考えている人は、バイナリーオプション運ゲーにしてはいけません。
運ゲーでバイナリーオプションを始めると、あっという間に資金が溶けて無くなってしまいます。
バイナリーオプションは運ゲーではない
バイナリーオプションは運ゲーという人もいるけれど、”投資”なので運ゲーではないのでござる。
では、そもそも運ゲーとはどういう意味なのでしょうか?
運ゲーとは、運の要素が強いゲームを指す。
バイナリーオプションは、為替相場との戦い。
つまり、手法を使えば100%勝てるわけではない。=運は確かに関係します。
とはいえ、「勝っても運がよかった」だけではなく、きちんとしたロジックを元にチャートを分析した結果だと思うんです。
根拠のあるエントリーをして勝てたのなら、運じゃないでござるよ。
つまり、運に任せっきりの適当なエントリーじゃない限り、バイナリーオプションには「運が悪かったから負けた」しか存在しないってこと。
運が悪ければ分析をしても、分析通りにいかないことだってありますもんね。
相場は生き物でござる。予測通りに絶対動くなんてことはまずありえない。だから投資はおもしろい。
運ゲーで勝ち続けられるほどバイナリーオプションは甘くない
例え、運だけで勝てたとしても、勝ち続けられるほど甘いものではありません。
バイナリーオプションは運ゲーでなく投資です。
ゲーム感覚で初めることを悪いとまでは言いませんが、大切なお金がどんどん減っていくだけなので、運ゲーの取引はおすすめしないでござる。
ゲーム感覚で一喜一憂し、他からお金を借りてきて、いつの間にか借金をつくり、自己破産に陥る事態になる人もいます。
理由は、1日で100万円以上のお金を失うこともできる投資だからです。逆に、100万円以上稼ぐこともできます。
その事実が運ゲーと思わせているのかもしれません。
バイナリーオプションはギャンブル性が高いことは事実。
しかし、運ゲーというのは大きな間違いだ。
バイナリーオプションが運ゲーと言われる3つの理由
バイナリーオプションが運ゲーと言われてしまう理由を深堀りしていきます。
- 取引方法が簡単だから
- 運ゲーの要素もある
- 1秒で負けることもある
取引方法が簡単だから
バイナリーオプションは為替レートを利用した非常に簡単な投資でござる。
あらかじめ示された時刻に、今の為替レートよりも上が下かを当てるだけ、選択肢は2つしかありません。
当たる確率は2分の1です。(※同じレートでゴールした場合は、トレーダーの負けと判断する業者があります)
とても簡単な取引なので、すぐに始めることもできるのです。
まるでハイアンドローのカードゲームに似ていますね。
ゲームのように簡単な投資なのでござる。
バイナリーオプションが運ゲーと言われてしまう意味も理解ができます。
運ゲーの要素もある
ハイアンドロー以外にも運ゲーの要素を秘めています。
それが、超短期取引でござる。
海外バイナリーオプション業者では、超短期取引の提供が行われています。
取引時間は、たったの30秒。1分にも満たない時間で勝敗が決まり、勝負が付けば一瞬で口座に払い戻しがされます。
30秒取引は、値動きの乱高下が激しく予測が難しい取引です。
一定の方向性を示すのは強い経済指標が発表されたときぐらいで、めったにありません。
強い上昇気配を見つけたとしても、30秒という短い時間では、一瞬だけ落ちる狭間に合うかもしれないのです。
バイナリーオプション30秒取引は運要素が高い取引と言わざるを得ません。
運要素を抑えるために、分析力をつけるか、なるべく30秒取引を避けた取引をするのもよいでしょう。
1秒で負けることもある
FXと違い、バイナリーオプションゴールが定められているため1秒に泣くこともあります。
30秒取引だけでなく、5分取引においても発生するかもしれません。
5分取引でハイエントリーをした後、為替レートはずっと上昇を続けていました。
異変が発生したのは、残り時間1分を切った時です。
急激にレートが下がり始めます。
残り1分を切っているので、何もできません。
「そのまま」と願いつつ、残り1秒でエントリーしたときと同値になりました。
このようなことはよくあること。多くの人が、運が悪かったと思うことでござろう。
バイナリーを運ゲーにしないためにできること
最後に、運ゲーにしないためにできることを6つ解説します。
- 自分のルールを構築する
- 為替の知識とチャートの分析力を身につける
- 再現ができるエントリー手法により根拠を持つ
- 同じ取引方法を継続させる
- ルールを必ず守る
- 運ゲーの考え方を捨てる
バイナリーオプションの運ゲーから抜け出すには、上記の順序で実行すればOKです。
自分のルールを作る
自分のルールを作り、必ず守りながら取引を進めてください。
自分ルールを作るメリットは、以下のとおりです。
- 損失がでても、想定内に収まる
- 勝率が安定する
- 目先の利益にとらわれなくなる
- メンタルが安定し、冷静な判断ができる
ルールの構築するためには、バイナリーオプションの基礎知識も必要です。
つぎに、為替の知識と分析について見ていきましょう。
為替の知識とチャート分析力を身につける
運ゲーにしないためにも、為替の知識とチャートの分析力を身につけといいでござるよ。
つまりゲームという考え方は捨て、投資にするのです。
- 為替は、なぜ値動きするの?
- ローソク足の種類を勉強
- MT4をダウンロード
- インジケーターの使い方を学ぶ
- デモを使ってチャートの分析力を身につける
- 安全性の高い業者で取引をする
このような流れで、知識をつけていけばOK。
基礎知識が身についたら、手法を学んでいきます。
再現ができるエントリー手法により根拠を持つ
勝率の高いエントリー手法とは、再現のできるエントリータイミングが見つけられる手法のこと。
複数のインジケーターを利用して、条件がそろったら決めた取引時間でエントリーを開始します。
根拠がない取引は、継続性がなく勝率を計ることができないでござるよ。
運ゲーはあくまでも運なのでその時限り。根拠のある取引は、その後の勝率も継続できるってことね。
再現ができ、尚且つ勝率の高い手法を見つけましょう。
再現性の高い手法は、30秒取引では見つけにくいです。
できれば超短期取引ではなく、長めの取引時間をおすすめします。
同じ取引方法を継続させる
損益分岐点を変えないため、エントリー手法とエントリー金額は一定に保ちます。
一定に保つのもルールの一つ。
例えば、勝率60%の手法で1,000円取引を10回したら「1.85×1,000×60%=1,110円」の利益がでます。
「バイナリーオプションはゲームだ」なんて言葉は使えなくなりました。
ルールを作って計算をし、運ゲーでない取引にしていくのでござる。
ルールを必ず守ること
作ったルールは守り続けるからこそ意味があるのでござる。
しかし、ルールを無視するような事態に見舞われるかもしれません。
それは、冷静な判断ができなくなった時です。
連敗を繰り返すことで、冷静さを失い、エントリー金額を増やし一気に取り戻そうと考えます。
もしくは、5連勝した利益を一気に増やそうと考え、エントリー金額を増やす行動です。
先ほどのルールから逸脱する行為、運ゲー要素が強まってきました。
つい、あつくなっちゃって…。
冷静な判断ができなくなったときは、一番危険でござる。
「最後の勝負」という言葉は、負けフラグの強い言葉。
ルールが守れなくなった時点で、バイナリーオプションが投資から運ゲーに変わります。
冷静さを保てないと感じた時は、取引からいったん離れるといったルールも付け加えておきましょう。
運が良かった悪かったの考え方を捨てる
取引をしていると、「今のは運が良かった」という取引が発生します。逆も当然でてくることでしょう。
運が良くて勝ったのではなく、分析が優れていたので勝利を得ました。負けたときは、何かしらの分析を誤ったからです。
勝敗を運否天賦にする気持ちもわかります。しかし、運を連想させる発想はバイナリーオプションでは邪魔です。
勝敗は天が決めません。運ではないのです。
バイナリーオプションで取引をしたあとの勝敗は、すべて分析の結果だと受け止めてください。
運ゲーの要素をつぶし、投資としてバイナリーオプションを行うことが大切でござる。
安全性の高い業者で取引をする
バイナリーオプションを運ゲーにしないためには、安全性の高い業者で取引することも大事です。
海外バイナリーオプション業者には、以下のような悪質な取引をしている業者も存在します。
- 出金条件が厳しい
- ペイアウトが極端に低い
- 日本人ユーザーの利用数が少ない
- レート操作をしている
上記のような会社では、バイナリーオプション業者による不正によりユーザーが勝てない仕組みになります。
安全性の低い業者は徐々に減ってきたが、まだ完全になくなったわけではないぞ。
勝ちにくい業者で取引しても、運要素でしか利益を上げることができません。
分析能力は一切関係なくなるので、日本人ユーザー数が多い業者を選択すると良いでしょう。
各バイナリー業者のルールや傾向を把握しよう
バイナリーオプションはFX取引と違って、会社と1対1で取引を行います。
外国為替でもインターバンク市場を通しているわけではないので、会社独自のルールが適用される仕組みです。
また、会社によって取引の特徴も異なるので、性質を把握していないと運ゲーになってしまいます。
具体的に把握すべきポイントを見ていきましょう。
約定力の高さ
まずは、各バイナリーオプション業者の約定力について目を向けましょう。
約定力ってなんですか?
エントリーする時の約定のしやすさを示すものだ。約定拒否やずれが多い会社を約定力が高いと表現するぞ。
会社にもよりますが、以下のようなポイントは約定力が低くなりやすいです。
・エントリーが集中する人気のポイント
・相場変動の大きい時間や変動しやすい銘柄
人気のバイナリー業者であるハイローオーストラリアでは、約定拒否の場合に以下のような表示が出ます。
約定拒否でチャンスを逃すケースや約定ずれで不利な位置でのエントリーになると運ゲーになるので、各社でのポイントを抑えておきましょう。
ペイアウトの高さ
ペイアウトの高さは、海外バイナリーでの運ゲーかどうかに直結します。
仮にペイアウトの低い会社では同じ勝率であってもペイアウトの高い会社に比べて負けてしまう可能性が高いです。
業者名 | 取引名称 | ペイアウト率 |
---|---|---|
ハイローオーストラリア | HighLow Turbo HighLowスプレッド Turboスプレッド | 1.85倍~1.95倍 1.85倍~1.95倍 2.00倍 2.00倍~2.30倍 |
ザ・オプション | HIGH/LOW 短期 スプレッドHIGH/LOW スプレッド短期 | 1.80倍~1.90倍 1.77倍~1.96倍 2.00倍 2.00倍 |
Bubinga | ハイ/ロー 1~5分 5分以上 | 1.40倍~1.90倍 ※変動制 |
ファイブスターズマーケッツ | ハイ/ロー | 1.69倍~1.83倍 |
Bi-Winning | ショート(Turbo) ロング(High/low) | 1.78倍~1.88倍 1.74倍~1.84倍 |
エムトランザクション | RETURN200 短期取引 HIGH&LOW | 2.00倍 1.90倍 1.90倍 |
トレード200 | HIGH&LOW 短期取引 RETURN200 | 1.76倍 1.74倍 2.00倍 |
ソニックオプション | ハイロー ショート レンジ | 1.75倍 1.75倍~1.80倍 2.02倍~2.20倍 |
ザ・バイナリー | HIGH&LOW SHORT RANGE | 1.65倍~1.85倍 1.84倍~1.86倍 2.01倍~2.10倍 |
ジェットオプション | HIGH&LOW SHORT SPREAD | 1.60倍~1.78倍 1.60倍~1.84倍 1.60倍~2.50倍 |
ゼン・トレーダー | クラシック オンデマンド | 1.60倍~1.90倍 1.80倍~1.97倍 |
ペイアウトの高さは会社によって様々ですが、高い会社を選択していないと運ゲー要素が強くなると言えるでしょう。
値動きの参考レート
バイナリーオプションを運ゲーにしないためには、会社がどのレートを参考にしているかを把握することが重要です。
バイナリーオプションの各業者は、FX会社のレートを参考に値動きを提示している傾向だ。
FX会社の示すレートは、会社によって若干のばらつきがあるので、バイナリー業者での値動きも会社ごとで異なる場合があります。
ハイローオーストラリアでは、FXCM社のレートを参考にしていると公表しているので、FXCM社のMT4から分析を行うと良い。
分析するMT4・MT5が異なる値動きを示すものでは、短期での分析に向かず運要素が強くなってしまうので注意しましょう。
バイナリーを運ゲーにしないためには長期トレードがおすすめ
バイナリーオプションの取引を運ゲーにしたくないという方は、長期トレードを検討してみましょう。
・30秒、1分などの短期トレード→ダマシが多くなりやすい
・15分ほどの長期トレード→ダマシが少ない
30秒や1分と言った短期トレードでは、相場変動の予測が難しくダマシが増えやすいです。
どんなプロトレーダーでも勝つことが難しいため、運要素が強くなってしまいます。
対して15分ほどの長期トレードであれば、ダマシも少なくなり分析通りの取引に繋がりやすいです。
勝率アップも見込めるので、ダマシを多くしたくない方は、長期のトレードを極めてみてください。
コメント