バイナリーオプションの1分取引を攻略してみたいんだけど、どうやって攻略すればいいのかわかんないのよね。
バイナリーオプション(ハイロー)の1分取引の攻略は、ネット上にもたくさん転がっていますが、本当に取引したことありますか?ってレベルの投資初心者を狙った嘘のような攻略法って多いんですよね。
この記事では、初心者でもわかるようにバイナリーオプション1分取引の攻略法を解説します。
1分取引は、しっかりインジケーターを使った攻略法を学んだ方がいいでござるよ。
バイナリーオプションの1分取引とは
1分取引ってどんな取引なの?
バイナリーオプションの1分取引は、エントリーを開始した1分後が判定時間となるオプション取引のことです。
海外バイナリーオプションのデモ口座を別記事でまとめているわ!
1分取引もお試し取引できるわよ。
このページでは海外バイナリーオプション業者の中でも人気のある【ハイローオーストラリア】を例にして解説します。
①の時間は、12時20分になるちょっと前、12時19分50秒あたりです。
ここでエントリーを開始した場合で解説をします。
この場合、もしハイエントリーをしていれば、一旦価格は低下していますが、②で示した1分後では価格が上昇しているので予測が当たっていて、勝利。
逆に、ローエントリーをしていた場合は、一旦は予想どおりに下がりますが、40秒過ぎた当たりで一気に価格が上昇しています。
そのまま1分後の判定時刻をむかえたので、結果は負けです。
現在より1分後に価格が上がっているか下がっているかを予測する取引となっているのでござる。
1分取引のルール
エントリーをした1分後の予測が的中していれば、ペイアウト率に乗じた配当金が払い戻しされます。逆に外れると掛け金の全額が没収。
短い取引時間のため、レートがエントリー時と変わらず、ドロー(引き分け)で判定時刻を迎えることも多々起こるかもしれません。
ドローに関しての対応は、バイナリーオプション業者によって異なります。
掛け金が没収になるところもあれば、返却対応の業者もあるようです。
残念ですが、1分取引においてドローを勝利と判断する業者はありません。
1分取引におすすめのバイナリーオプション業者
1分取引をするならどの業者がいいのでしょう?
1分取引でおすすめの業者は、【ハイローオーストラリア】一択。
ハイローオーストラリアのペイアウト率は1.95倍と他の海外バイナリーオプション業者よりも非常に高く、同じ勝率でも効率よく稼ぐことが可能です。
どの海外業者もルールはほとんど変わらないので、高ペイアウト率(払い戻し率)の業者を選ぶのがポイント!
バイナリーオプション1分取引の鉄板インジケーター
1つのインジケーターで万能な分析ができるものはありません。
できれば複数のインジケーターを併用してテクニカル分析を行いましょう。
バイナリーオプションにおける”インジケーター”とは、チャート上やチャート下部に表示するサポートツールのこと。
バイナリーオプションのおすすめインジケーターは、別記事でまとめて解説しております。
多くの指標を組み合わせて分析することで、チャートをより正確に把握することができるのでござるよ。
ここでは、1分取引におすすめのインジケーターを4つ紹介します。
- 移動平均線
- ボリジャーバンド
- ジグザグ
- モメンタム
インジケーターを使うためには、無料のMT4というツールが必須になるので、まずは、MT4をダウンロードしよう。
移動平均線
インジケーターのなかで、とてもメジャーで多くのトレーダーが利用しているもの、それが移動平均線(Moving Average)
1分取引にこだわらず、バイナリーオプションで取引を行う時は、MT4に移動平均線を表示させておくといいでござるよ。
ただし1分取引での移動平均の役割は、主に相場状況の確認に活用しましょう。
よくゴールデンクロスやデッドクロスが起きたらエントリーポイントと説明をするサイトもありますが、1分取引では再現が難しい手法になります。
ゴールデンクロスとデッドクロスだけでは、1分取引の攻略が難しい理由
・出現率が少ない。
・騙しのサインが存在する。
上の画像の、赤丸でチェックしているところがデッドクロスが箇所です。
①~③のローソク足、どれでエントリーをすればよいのでしょうか。
- ①では、まだデッドクロスが起きていないことから騙しの可能性もあります。
- ②でみると、デッドクロスが起きているように見えます。しかしここでエントリーをしても、ローソク足の実態の小ささから確実に勝てるポイントと考えるのは難しいです。
- ③のローソク足は陽線、デッドクロスからのローエントリーでは確実に負けます。
こちら(赤丸)は、ゴールデンクロスです。
先ほどのデッドクロスよりは、1分取引でも勝てる見込みはありますが、下の画像のように、すぐに陰線が発生していることから、危険なエントリーです。
正直、ゴールデンクロスとデットクロスだけでは、短期取引でエントリーポイントを見極めるには、勝率が低く活用しづらい。
ただ見て分かるように、デッドクロスを起こした相場は、下降気味。ゴールデンクロスを起こした相場は、上昇をしているのがわかります。
このように相場の状況転換として、活用する分にはいいでしょう。
バイナリーオプションでクロスを利用するのならば、5分以上の取引時間が必要。1分取引における移動平均線の役割は、主に相場状況の確認、そのため、長期、中期、短期と3本のラインを表示させるのが、おすすめ。
ボリンジャーバンド
ボリジャーバンドは、高い確率で+2α(標準価格)と-2αのラインの間で価格は動くだろうと予測を元に将来の価格の動きを予測するもの。
ボリジャーバンドは統計学を使って作られているのでござる。
バイナリーオプションの1分取引も予測を元に分析するボリジャーバンドが必須なんですね!
ボリジャーバンドは、高値側の標準偏差ラインにローソク足がつけば売り、安値側の標準偏差ラインにローソク足が近づけば買いといったような使われ方が一般的。
ジグザグ
ジグザグは、注目をするべき高値と安値の把握がしやすいインジケーター、バイナリーオプションのような超短期取引を行う際には表示をさせておきましょう。
あまり聞きなれないインジケーターかもしれませんが、ジグザグ(ZigZag)もバイナリーオプション初心者には強い味方です。
表示はデフォルト通りで構わないでござるよ。
モメンタム
バイナリーオプション取引には、オシレーター系のインジケーターも必要です。
そこで、補助的な役割として、モメンタム(momentum)を表示させておくことをおすすめします。
モメンタムは、ローソク足よりも反応が若干早いのが特徴。相場の状況をわかりやすく知らせてくれるインジケーター。
100.05と99.95にレベル表示をしておくと便利です。
100ラインと見誤りそうな人は、ラインを引くのを止めておきましょう。
ちなみに、下の画像はバイナリーオプション1分取引でおすすめるインジケーターをすべて表示させたチャート画面にです。
なんだかごちゃごちゃしていますね…。
移動平均線は、3つのラインによって構成されています。
- 短期ライン:赤
- 中期ライン:黄
- 長期ライン:青
個人の好みや、今まで利用してきた慣れなどもあります。色や表示方法は、自分に合った内容を模索するといいでござるよ。
チャート画面を長時間見ていても、本人が疲れない色遣いがおすすめです。
ジグザグやモメンタムは初心者向きなので、必要ないと感じた人は削除をしてもOK。
バイナリーオプション1分取引最強攻略手法
それでは、バイナリーオプションの1分取引に関する攻略法を順番に解説していきます。
通貨ペアは固定し5分チャートと1分チャートを表示する
1分取引を行う時は、できるだけ同じ通貨ペアで取引を行うのがポイント!
その理由は、通貨ペアの状況をより深く把握するためです。
さらに1分取引では、MT4の2つのチャートを表示させます。
同じ通貨ペアでも、1分と5分では相場状況の把握が異なるので次の画像のように、同時に見える状態にしておきましょう。
1分取引においては、5分チャートの状況把握が必要でござる!
どうして5分チャートも必要なの?
1分チャートだけで取引をするとダマしに合う可能性が高まるからでござるよ。
1分チャートだけを見て、エントリーポイントを模索することのないよう注意をしましょう。
1分チャートだけでなく5分チャートも表示する理由
では、5分チャートが必要な理由を画像付きでみていこう。
まずはこちらの1分足チャートを見てみましょう。
デッドクロスが発生したあとすぐにゴールデンクロスが発生していますね。
上記の画像を見ると、デッドクロスが起きてから1時間も経たずにゴールデンクロスが起きていることがわかります。
デッドクロスが起きたことで下降目線になり1分取引を何度も行っていたら、連敗をする可能性が高まるのです。
ゴールデンクロスも同様です。どう見ても上昇トレンドとは言えません。
このまま為替が上がると思って1分取引をおこなっていたら痛い目を見たかもしれないでござる。
このような状況に陥らないためにも、5分チャートの確認は必須。
左側の1分チャートでデッドクロスが起きたころ、右側の5分チャートを確認すると、まだ中期(黄)と長期(青)の移動平均線が右下がりになっていません。
さらに短期ライン(赤)が長期ラインの上にあり、下降のパーフェクトオーダーにすら達していない状況です。
そのため、1分チャートのローソク足に下降の勢いが感じられませんでした。
結果、1分チャートですぐにゴールデンクロスが発生したのです。
つまり、1分チャートをみつつ、5分チャートも併用して確認することで、信用性があがるということ。
1分チャートではなく5分チャートから確認する
先ほどの状況を5分チャートと並べてみましょう。
注目して欲しいのは、ボリンジャーバンドの-σラインです。
- 1分チャートと異なり、5分チャートは右上がりなのがわかる。
- 移動平均線も平行です。
- 下降のパーフェクトオーダーが終了し、ローソク足が一旦上に上げたことがわかります。
LOWエントリーが危険なことが、5分チャートから見るとわかるんですね。
これが5分チャートから確認をすることの大切さ、1分チャートだけの確認で起きる「こうなればいいな」「こうなるだろう」という感情を防ぐことができるのでござるよ。
5分足チャートから確認をすれば、相場状況を見誤ることを防げます。1分チャートだけに頼らず、まずは5分足チャートから確認をするようにしましょう。
5分チャートを確認したらレンジ相場だった
5分足チャートがレンジ相場のときの、エントリーポイントを教えてください!
レンジ相場の時のエントリーポイントは、ボリンジャーバンドのプラスマイナス2σタッチによる逆張りです。
上記の5分足チャートは、以下で解説しているの状況になっています。
- ボリジャーバンドが平行
- 移動平均線は短期が右下がり、中期、長期が平行
- ジグザグは、高値と下値の更新をせず。
- モメンタムは、100ライン付近
どこから見てもレンジ相場でござる。
しかし、その付近の1分チャートを確認してみましょう。
- ボリジャーバンドは-αが右下がり
- 移動平均線は下降のパーフェクトオーダーを形成しそう
- ジグザグは下値を更新中
- モメンタムは100を下回っている。
これは下降を示唆していると思われます。
しかし、ローソク足はどうでしょうか。大変乱れています。この状況で1分エントリーをするのは危険な状態です。
5分チャートでレンジ相場でも、1分チャートが乱れている場合は、エントリーを避けるようにしましょう。
5分チャートがレンジ相場のときは、1分チャートがレンジ相場になるのを待つのが賢明な判断でござる。
5分チャートがトレンド発生中になった
5分足チャートから下降トレンドを確認しました。
- ボリジャーバンド右下がり
- 移動平均線も右下がり
(上から長期、中期、短期の順番になっており下降のパーフェクトオーダーと言える) - モメンタムも100ラインを下回っています。
5分チャートで、下降のパーフェクトオーダーを確認できたら、しばらく1分チャートのみに注目をしましょう。
続いて、1分チャートを全画面表示にしていくでござるよ。
5分チャートで下降のパーフェクトオーダーを確認できたのは、22:20分ごろです。
当然ですが、すでに下降のパーフェクトオーダーが1分チャートでも確認できます。
このときに利用できる手法が、短期移動平均線を利用したエントリーポイント。
上の画像の、赤い縦ラインをひいた辺りが22:20分ごろ5分チャートで確認できた下降トレンド。
ここで、-2σにタッチした後、短期移動平均線にタッチをした次のローソク足出現のとき、そこが順張りのエントリーポイント。
まずは①のローエントリーで1勝ができます。また次にローソク足が短期移動平均線にタッチするのを待ちましょう。
②の前、陽線のローソク足が短期移動平均線にタッチしました。ローエントリーをすれば勝利できます。
これで、2勝でござる。
なんだか、チャートの見方がわかってきました!
相場に慣れてくると勢いを感じ取れるようになるでござる。
5分チャートが下降トレンドを示唆しているという強みがあることから、-2σにタッチしたことで、連続で1分取引ができる場合もあります。
連続エントリーになるが、負け越すことはない。
ただ、この手法は初心者にはあまりおすすめしないエントリーポイントでもあります。
投機的になり、メンタル面が抑えられなくなる可能性が高まります。1分取引に慣れてきたら利用するようにしましょう。
チャートを分析する練習をしてみよう!
それぞれのポイントに1〜11までの番号をふってみました。
一緒に分析をしてみましょう。
通常は、短期移動平均線にローソク足がタッチした次の足でローエントリーを行うようにしましょう。
③と④もタッチした後に陰線が形成されています。
ただ、⑤に関しては負けです。
しかし、負けたローソク足が+2σにタッチをしました。
次のローソク足での出現で、同じようにローエントリーを行いましょう。⑤では負けましたが、⑥で取り戻すことができます。
その後も同じです。
- 短期移動平均線にタッチをしたら次のローソク足でローエントリー。
- 負けた時は、+2σにタッチをしたら次のローソク足でローエントリー。
- 一旦負けて-2σにタッチせず上昇した場合は、+2σにタッチしない限り終了
⑦は勝ち
⑧は勝ち
⑨は負け
⑩は負けたあと-2σにタッチしていないためエントリーはしない
⑪は勝ち
5分チャートで強いトレンドが確認できたときは、エントリーポイントが多く訪れます。30秒取引と1分取引はトレンドの波に乗った時が攻略のコツです。勝ちをより多く拾うようにしましょう。
こちらの図のようにモメンタムが明らかなダイバージェンスを起こしたときはエントリーを止めましょう。
ダイバージェンスとは?
ローソク足とオシレーター系のインジケーターが逆の動きを示唆することです。
30秒や1分取引は、トレンドに乗ることが大切でござる。
”5分チャートから見ることを忘れないようにする”そこを忘れると勝率が落ちるかもしれません。
1分チャートと5分チャートでさっそく分析の練習をしてみます!
バイナリーオプションの1分取引は負けやすい?
口コミや評判を見ると、バイナリーオプションの1分足は負けやすいという声が多いです。
以下のような理由から負けやすいと言われています。
- 約定拒否に合いやすい
- 相場の変動を予測しにくい
- 同値負けのリスクがある
具体的な理由と対策方法について見ていきましょう。
理由①約定拒否に合いやすい
1分判定の勝負は約定拒否に合いやすいと言われています。
相場変動が激しいポイントや約定が集中するポイントは約定拒否が発生しやすいです。
また、1分のような短い判定の取引は値動きが小さくなることが少なく、弾かれるケースが多くなります。
仮に約定されたとしても、少しの数値ずれがあれば負けてしまう可能性も高まってしまうのです。
約定拒否はどのバイナリー会社でも存在するので、なるべく約定の集中しないポイントでの手法を見つけるなどして対策をしましょう。
相場の変動を予測しにくい
1分取引は相場の変動を予測しにくいことから負けやすいとも言われています。
確かに、1分は5分や15分の判定に比べて先の予測がしにくい取引と言えるでしょう。
じゃあやっぱり1分は勝ちにくいんですかね….
運要素も強い取引になるが、一瞬の相場変動を見極められるようになれば安定した勝率が残せるぞ。
また、1分取引はペイアウトが高いため、長期取引で同じ勝率であったとしても、高い利益が残せるケースがあります。
瞬時の変動を見極められるような手法を作成していくと良いでしょう。
同値負けのリスクがある
1分取引は判定までの時間が短いということもあり、同値負けのリスクが生じます。
相場変動の小さい時間や銘柄では、1分の間に目立った変動が見られないケースもあるので注意してください。
- 同値が引き分けルールの会社で取引をする
- 変動幅の大きい銘柄を選ぶ
会社によっては同値が負けではないケースもあるので、うまく活用することで同値負けリスクを減らせます。(※1分取引がない可能性もあるので注意)
また、ポンドや仮想通貨などの変動が大きい通貨で取引をすることで、1分でも同値負けのリスクが回避できるので、ぜひ試してみてください。
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